(報道発表資料)
2007年9月27日
株式会社日立製作所
NTTアイティ株式会社

特殊な眼鏡を着けずに、47V型の大画面で長時間立体映像を楽しめる
立体視対応大型3Dモニター表示技術を開発
新立体映像表示原理「DFD方式 (*1)」を応用した立体映像表示ソフトと
新開発「ハイブリッドモニター (*2)」の組み合わせにより実現



 株式会社日立製作所コンシューマ事業グループ(グループ長&CEO:江幡 誠/以下、日立)とNTT アイティ株式会社(代表取締役社長:岡田 和比古/以下、NTTアイティ)は、特殊な眼鏡を着け ずに、47V型の大画面で長時間立体映像を楽しめる立体視対応大型3Dモニター表示技術を開発し ました。本技術は、NTTサイバースペース研究所が開発した新立体映像表示原理「DFD方式 (*1)」と、 新たに日立が開発した「ハイブリッドモニター (*2)」の組み合わせにより実現するものです。

   本表示技術は、2005年9月13日に株式会社日立ディスプレイズとNTTアイティが発表した「9 型ワイド高精細3D TFT液晶ディスプレイ」を2枚組み合わせた方式を応用し、日立が開発した「ハ イブリッドモニター」とNTTアイティの新立体映像表示原理「DFD方式」を応用したソフトと を組み合わせることで、47V型の大画面化と高コントラストかつ立体感のある映像表示を実現し たものです。

   近年、次世代の映像表示技術として、立体映像の研究開発はさまざまな形で進められています。 これまでの新立体映像表示原理「DFD方式」を適用した立体視モニターは、液晶パネルを2枚搭 載していましたが、液晶パネルは光の利用効率が低いため(200cd/u)、大画面化に必要な輝度 を確保することが課題となっていました。そこで日立は、このたび、液晶パネルの光源として独 自の光学設計技術を適用し、単一光源の偏光光 (*3)で高コントラストを実現する「ハイブリッド モニター」を開発し、NTTアイティが開発した「DFD方式」を応用した「ハイブリッドモニター 対応新立体映像表示ソフト」と組み合わせることにより、47V型の大画面かつ550cd/uの高輝度 で立体映像を楽しむことができる大型3Dモニター表示技術を開発しました。本技術は、前後2 枚の透明な映像表示部(例えばTFT液晶など)を一定の間隔をあけて重ね合わせ、明るさの違う 同じ画像を前後のディスプレイに重なり合うように表示すると、あたかもひとつの立体画像であ るように感じる人間の感覚のメカニズムを、モニターの表示技術に適用したものです。  従来の立体視対応モニターは、両眼の視差を利用した方式で、左右の眼でそれぞれ異なった映 像を見るため、長時間見続けると眼が疲れやすいという課題がありました。今回発表する方式は、 両眼の視線の交じわる点(輻輳点)と画像ピント調節点(表示面)がほぼ一致する方式であり、 両眼で同一の映像を見るため、疲労感が少なく、長時間の立体映像視聴が可能です。


図 DFD方式原理
図  DFD方式原理


 この技術を用いることで、CGを使ったゲームや映画などのコンテンツを、アミューズメント施 設などにおいて大画面の立体映像で楽しむことができるほか、駅などの公共施設の電子看板など で気軽に立体映像を利用することが可能になります。

   日立とNTTアイティは、本技術を応用し、従来の立体視対応モニターの常識を超えた「目にや さしい、人にやさしい」大型3Dモニターの新しい市場を開拓していきます。また、今後は日立の 自由曲面光学技術 (*4)を使って光源機構のコンパクト化を図り、さらなる映像技術の進化をめざ します。

 なお、本技術は、2007年10月2日から6日まで千葉県幕張メッセで開催されるCEATEC JAPAN 2007 で展示します。

■注記
■本件に関するお問い合わせ先
株式会社 日立製作所 コンシューマ事業グループ
ソリューションビジネス事業部 プロジェクタ本部 オプトユニット設計部 [担当:池田]
〒244-0817 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地
電話:045-415-5315(直通)

NTTアイティ 株式会社 情報デバイス事業部
[営業担当:伊藤]
〒231-0032 神奈川県横浜市中区不老町2-9-1 関内ワイズビル1階
電話:045-651-7650


■報道機関お問い合わせ先
株式会社 日立製作所 コンシューマ事業グループ
コミュニケーション・法務部 [担当:大洲]
〒100-0004 東京都千代田区大手町ニ丁目2番1号 新大手町ビル
電話:03-3231-5744(直通)



[home]

COPYRIGHT (C) NTTアイティ株式会社