早稲田大学演劇博物館では、文部科学省が推進する「21世紀COEプログラム」の一環として、「Centra
Symposium」を活用し、 国内および海外の研究者との会議、情報交換をオンラインでリアルタイムに行い、「演劇の総合的研究と演劇学の確立」を
目指します。
「Centra Symposium」は、インターネット上の仮想教室でリアルタイムにコミュニケーションが行えるプラットフォームです。
遠隔地にいる複数の参加者や発表者が、パワーポイントや動画データなどのコンテンツを同じ画面で、同時に共有しながら臨場感のある
コラボレーションが行えます。 双方向の音声機能や、カメラによる顔の表示、ホワイトボード機能など各種コミュニケーション機能も
備えており、学術論文のディスカッションや、海外の研究者との定期的会議、国際シンポジウムの事前打ち合わせなどを、
リアルタイムに行うことが可能です。
従来、演劇研究の現場では、国際的に情報が流通する機会が少なく、数年単位で開催される国際シンポジウムに限られてきました。
主催者や参加者側の時間や費用の負担がかかり、かつ年一回程度の交流では、継続的な情報交換が難しい状況にありました。
また、電話や電子メールだけでは、膨大な研究資料を充分に共有するのが難しく、新しい研究や論文が各国の研究者に適切に
伝わるまでに2-3年を要すこともありました。
『これからは研究機関においても、研究内容や情報がリアルタイムに情報交換されるべき』(演劇博物館 副館長 竹本幹夫氏)と、海外とのリアルタイム コラボレーションを意識した、特別なハードウェアや回線に依存しない、Webベースの「Centra Symposium」の採用に至りました。
将来的には、日本から海外の東洋文学研修者への講義や、海外の著名な講師の講演、また、海外留学生との情報交換などにも活用できるとしています。
*プレスリリースより*